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[5年] 道徳科 「差別をゆるさない」

2024年1月29日 13時52分

 5年生の道徳科の授業では、宮沢賢治の「よだかの星」という話で、「差別は許されない行為であることを理解し、公正公平な行いを大切にすること」について考えました。この資料は、よだかが他の鳥たちに差別され、自ら命を絶つことを選択する話です。授業では、まず主人公が差別されるのか、また、差別され続けた主人公がどんなつらい気持ちになったのかを考え、意見を出し合いました。発表では、物語の世界のことだからこそ本音がよく表れていました。

 次に、差別が人の心を踏みにじり、死に至ることもありうるという事実を伝えました。現実世界で起こっていることなので、差別は人の命を奪ってしまうほど残忍な行為であり、絶対に行ってはいけないということを自分事として捉え、真剣に考えました。そして、仲間と接していく上で、自分が目指す行動について考えを書きました。自分の生活を振り返り、相手に対して思いやりのある言動ができるように、日々自分なりに心掛けることを発表したり、仲間が困っているときに、勇気を出して支えになりたいという意志を示したりすることで、今後の行動意欲につなげることができました。

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