ブログ

「なつやさい」を育てています

2022年6月29日 14時57分

 2年生は個人のポットでミニトマトを育てています。
 根元に近いところから、赤くなったミニトマトの実が2個、3個とできてきています。今日は、その様子をタブレットパソコンで写真に収めていました。タブレットが導入される前は、暑い中たんけんバッグのポケットに鉛筆や色鉛筆、消しゴムなどを入れて、「観察」に出かけていました。「よく見て書きなさい。」と言われても「暑くて、プリントは汗でぬれてしまっていたり、自分が思っていた絵と、できあがった絵が、びっくりするくらい違っていたり…」で、途中で嫌になってしまうこともよくあることでした。

その気持ちもよく分かります


 「タブレットを使って、写真で記録する」と聞くと、たまに「絵を描く力が付かないんじゃないか…。」とか「観察力が育たないんじゃないかな。」という声を聞くこともあります。
 でも、子どもたちを見ていると、ぼんやり撮っている子は見当たりません。「何を見てるん?」「どこを撮りたいん?」と聞くと、みんなちゃんとターゲットを言ってくれます。そして、「撮りたいものを決めて(焦点を絞って)」「それがちゃんと映る角度から」パシャッ!と一撃で狙い撃ちです。みんな見事に収めていました収めた写真は、あとでじっくりと見ることもできます。

 今まで、絵がうまく描けなくて、モヤモヤしていた子もタブレットを使うことで気持ちよく学習を進めることができています。絵が上手かどうかではなく、生活科としての「子どもの気付き」を大切にして、一人一人がプレゼンテーターとして、「自分の発見やひみつ」を伝え合って、共有する楽しさが実感できる授業…。う~ん。子どもも先生も、わくわくしますね
 ICTはどんどん使って、教師と子どものアイデアとスキルが相乗的に高まることによって、そのよさを一層実感できる道具です。これからも、楽しみながらどんどん使って、効果的な活用を進めていきます!

 

 突き抜けるような青い空

暑かったですが、元気をもらえる青空でした。