【4年生】人権擁護委員さんが来てくれました
2022年11月1日 10時56分11月1日(火)
今日は、松山人権擁護委員協議会の先生方に来ていただき、「プレゼント」というビデオを見て、学校で起こるいじめ問題について考えました。
いじめは、いじめをする子といじめを受けている子だけではなく、「観衆」と言われるいじめを積極的に容認している子、「傍観者」と言われる見て見ぬふりをする暗黙的に容認する子という、4層構造になっていると言われています。いじめが起きたとき、教師の指導とともに、いじめをする人といじめを受けている人以外の「観衆」や「傍観者」の立場の子がどう動くかによって、収束するか拡大するかなど、影響が大きいと言われています。
授業では、ビデオを見て「自分なら」と考えて話し合いをしました。
「何かする。」とか「何かしたい。」と思う子も多くいますが、「何もできない。」と思う子も多く、自分の心と向き合う姿が見られました。「何もできない。」と思う子も「何かしたい。」と思っている…だけど「怖い。」とか「今度は自分がいじめを受けるかも。」と言う不安があるのかもしれません。
手を挙げて、今の自分の考えを言う姿や、これからしたいと思う気持ちを伝える姿など、子どもたちの「観衆」にも「傍観者」にもなりたくないという気持ちがたくさん見られました。
これからも、いじめを生まない、いじめを見過ごさない学校づくり、学級づくりに力を入れていきたいと思います。ご指導いただいた人権擁護委員の先生方、本当にありがとうございました。