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租税教室がありました

2022年6月22日 13時12分

 今日は、6年生が松前町役場の方から税の仕組みや働きを教えていただく「租税教室」がありました。
 小学生の子どもたちは、「税金」と言ってもピンとこなくて、「生活と結び付いている」と言われてもあまり実感できない子もいます。実は、毎日みんなが通っている学校は、先生も机も黒板もすべて「税金の働き」で、成り立っています


 火事で火を消すのも料金が掛かったり、警察に相談しに行ったらハンバーガーショップのように、メニュー表の中から選んだりする様子を啓発ビデオで視聴しました。「税金は、ない方がいいか。」という問いに、もちろん少ない方がいいけれど、少なくなることで健康や安全がおびやかされるのは困ることを実感し、「税金は必要だということ」、「国や県、市町村は、その税金を大切に使っていること」などを感じ取れたと思います。

 今、子どもたちには市民教育(シチズンシップ教育)や主権者教育を学校と家庭、地域が進めていくことが求められています。
 小学校では、主に高学年を中心に行うのですが、市民・町民として必要な資質を身に付け、社会の一員としての自覚をもたせることが大切で、子どものときから、世の中の仕組みや働きに関心をもち、就業への意欲や政治への関心を少しずつ育てていきたいと思います。