北伊予小日記

【5年】正しい行動をとるために大切な思い(道徳科)

2024年7月3日 17時37分

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 今日は、5年生の教室で道徳科授業研究会を行いました。

扱った教材は「名前のない手紙」

学級内でのいじめ問題(無視)を扱った教材です。

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公正、公平な態度とは・・・?

社会正義とは・・・?

 「いじめられている人を守りたい」という思いと、「自分自身を守りたい」という人間の弱さの間で葛藤する気持ちを、自分ごととして捉え、正義を貫くことの難しさについて深く考えます。

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そして、葛藤しながらも、みんなの前でいじめの告白をして、いじめの連鎖を止めた登場人物の思いについて、グループで話し合いました。

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 授業の終わりには、自分が正しいと思ったことを行動にうつすために大切な思いや考えについて考え、伝え合いました。

「いじめは、どんな理由があってもやってはいけない」

「みんなに流されず、自分が正しいと思った行動をしたい」

「自分は、いじめを止められないかもしれない。でも、チャレンジしたい」

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傍観者から仲裁者へ

日常生活の中にある身近な問題から目を背けることなく、周囲の雰囲気や人間関係に流されずに正しい行動がとれる子どもたちが育っていくことを願っています。

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また、授業後は広島大学の先生のご指導のもと、研究協議や指導助言が行われ充実した研修となりました。