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連休の中の授業

2022年5月6日 13時20分

3年生は今日が「初めての習字」でした。

「初めての〇〇」というのは1年生だけではありません。初めての習字では、机の上の配置やすずりの位置と向きなど基本的なことから教えてもらいます。その前に、文鎮、すずり、墨汁などの名前も覚えます
 「初めての習字」は、私たち教師にとってもドキドキする1時間です。
 新聞ファイルを作って、それをどこに置くか。書いた後の半紙はどう片付けるか。墨汁を付ける前に筆先をほぐし、筆の持ち方を教えてもらって、墨をどこまで染みこませるか…など、最初の「一筆」に移る前に教えてもらうことがたくさんあります。


 子どもたちは、「早く書きたい。」という気持ちを抑えながら、一生懸命に先生の言うことを聞いています。
 先生から「さあ、どうぞ!」と言ってもらってからも、「硯に入れる墨はこのくらいでいいですか」「筆にしみこませる墨は、これくらいでいいですか」とわくわくとドキドキが一緒にやってきています。


 子どもたちは、初めての習字にとても緊張した様子でした。先生も「初めての習字」は緊張しました。

 

 

5年生と6年生は算数をしていました。
 黒板に書かれた学習課題の解決に向けて、5年生は「体積の計算」を公式を使って求めていました。
 6年生は、これまで〇や△を使っていた文字の式が「X(エックス)やY(ワイ)」に変わるところでした。


 先生の話をしっかりと聞いて、自分で答えを求めて、みんなで解き方を確かめます。答えを求める筋道など、考えたことや困っていることを言葉にする学習が、定着につながっていきます。
 連休の中の授業でしたが、素晴らしい集中力でした