２月７日（火）

４年生は体育科で短縄やボールを使って学習をしています。

今日の学習のテーマは、「ともに学び合って、自分も上手になろう」でした。

体育科の授業では、様々な運動に苦手意識を持っている児童もいます。

そんな児童が「体育の授業を楽しく学ぶことができない。」という課題は、残念ながらよく見られます。

子どもたちが「できた！うまくなった！」という喜びを感じることができれば、さらに学ぼうという意欲が向上していきます。

授業では、みんなで学び合い、高め合いながら楽しい体育学習ができるように工夫しました。

短縄跳びでは、お互いを見合いながらジャンプ。

友達の上手な跳び方や頑張っている姿を見合い、賞賛したり助言したりします。

友達の意外な発見が、自分の技能向上だけでなく、励みになったり自信になったりします。

ボール運動では、友達との触れ合いと仲間作りからスタート。

ボール操作と友達との交流を組み合わせ、臆することなく、楽しみながらボールを扱う運動に親しませます。

ゲームでは、タブレットて動画を撮影しました。

試合後映像を振り返り、よかった動き方や友達の頑張り、アドバイスの参考にしました。

「〇〇君、いいところに動けてるよ！」

友達の言葉に、ボール操作が苦手だった男児がニコリ。

学習のねらいを明確にし、苦手な児童に対してどのような手立てを施していくか工夫することで、授業が変わっていきます。

授業後、少し苦手に感じていた女子児童は「面白かった！次はもっと頑張る！」

と笑顔で友達と話していました。

今後もあらゆる教科において「誰一人取り残さない」学びを保証するために、授業改善に努めていきたいと思います。