今日は愛媛県が実施する２年目教員を対象とした「愛媛県小・中学校フォローアップ研修」における教育事務所研修として、中予教育事務所指導主事の先生が学校訪問をしてくださいました。
　授業は、６年生の算数科を見ていただきました。立体の体積を求めるときのきまり（公式）を見つけたり、それを適切に活用したりすることが目標でした。

　タブレットを使った授業でしたが、今はタブレットを使うのは特別なことではなく、その必要性と効果や効率を考え、学習意欲の向上と理解の定着、思考の広がりなどを意図して使います。
　６年生は、操作にも慣れ、色を付けたり、線を引いたりしてタイピングで解き方を式や文字にして表しています。その後、自分の考え方をタブレットを使って言葉で説明し合って、友達の考えとの共通点や違いを見付け、よりよい考えを友達と探っていきました。

　最近、学校ではプログラミングが話題や課題になっていますが、答えを導き出す手順を筋道立てて考え、論理的に説明ができることはプログラミング的思考を育てる上で、とても必要なことです。
今日、子どもたちと先生を見ていて、慣れの上にそれぞれの創意や工夫が生まれてくることを感じました。また、のびのびと意見を出し、学び合う様子を嬉しく思いました。
　授業の後には、指導主事の先生から授業者へ個別にご指導をいただきました。授業のことだけでなく、一人の教師としての育ちを見守ってくださる「フォローアップ研修」でした。本当にありがとうございました。

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